第七歩目
実家に帰ってから昔を懐かしむ事が増えた気がする。
小、中、高校生の時のこと、大学生の時のこと、同棲していた人のこと。
色んな後悔とか、今からなら見えるものがたくさんあって、大人がいうことはとりあえずは聞くだけ聞いておいたほうがいいんだなぁとは今は思う。
そして、昔読んでいた本を読み返したりすると当時では感じられなかったこと、こんな事を感じていたなぁってのが見付かることがある。
久しぶりにキング作品のダークタワーを読んでみている。 読んでいたのは中学生かなぁ
前書きの部分で既に当時読んでも何も感じなかった事を感じた。
内容的にはまぁキング氏の人生観、今までの人生の教訓的な事が書かれていたのだが、大人になればなる程身にしみる内容であった。
学生時代には自分も随分と生意気で、自分の歩む先には成功や明るい未来があるように思っていた。
今から考えればその無鉄砲さに脱帽する程に…日本の今のご時世に、子供とはいえそんな事を思えて生きていたとは…
いや子供と言っても実はつい最近まではそう思っていたのかもしれない。
パトロールボーイがいつだって自分を見ているのを最近になってからわかった。
いつ自分がそれと遭遇するのかわからないけれど、自分はそれをわかっていた筈だ…っていつか思うんだと思う。 それに備える自分がいなかっただけでさ。
まぁ 何が起こるかわからないのが人生。
何が起こるかわからないけど、その何かであるパトロールボーイに気を付けることはしていきたいな。
はい。 自己完結です。 すみません。